店頭市場からジャスダック証券取引所へ

上場ができる企業でも、あえて店頭登録を選択する
企業も増えてきました。
取引所市場の補助的存在というよりは、
株式公開の選択肢として「独自の市場」
として位置づけられるようになってきたのです。

ところがそこに平成不況がやってきます。。。

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Photo by かもめ工房


売買高が少なく流通性に乏しい店頭株
個人投資家から敬遠され、
時価総額が小さくファンドに組み込みにくいために
機関投資家も取引が難しく…
店頭市場にとってはつらい時期が続きました。

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Photo by (c)Tomo.Yun

一方では、日本版金融ビッグバンによる
証券取引法の改正に伴い平成10年12月には、
「店頭売買有価証券市場」と定義されます。
取引所市場と並列する競争的市場となったのです。

その間にも、「売りたい時に売れない」という
最大の課題である流動性を向上するための
マーケットメーカー制度の導入、
公開前の価格決定にブックビルディング方式を導入、
店頭管理銘柄の整理促進(J-Stock銘柄の選定)、
IRの促進、など改革が進められ、

2004年(平成16年)12月には、
証券取引所免許を取得し、
「株式会社ジャスダック証券取引所」となったのです。

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Photo by (c)Tomo.Yun

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