株式投資、リスクとリターン

株式投資のリターン(収益)としては、
株主の権利の自益権と内容が重なります。

まず、購入時より売却時の株価の方が上回っていれば
キャピタルゲインを手にすることが出来ます。

キャピタルゲインとは、売却益のことです。
値上がり益ともいいます。

企業の業績(純利益)が良ければ、
インカムゲイン(配当益)が得られます。

商品のプレゼントや無料サービスなど、
様々な株主優待が受けられることもあります。

・無償増資による株式分割…分割によって得た資金を
設備投資、研究・開発に充て、会社が発展すると株価も上がり、
一時的に低くなった株価はすぐに元通りになります。

・経営参加権…会社の業績を上げ
企業価値(=株主株価)を高めるには、
投資した資金が有効に使われているか、
会社の経営にも常に関心を持つことが大切
です。

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Photo by(C)SozaiRoom.com

一方リスク(危険性)としては、代表的なものに
次の3つがあります。

・価格変動リスク株は値上がりもすれば当然値下がりもします。
大きく値を下げれば、大量の含み損を抱えることになります。
購入時より低い株価で売った場合には
売却損(キャピタルロス)が発生してしまいます。

・流動性リスク売買高が非常に小さく、売りたい時に売れない、
或いは非常に不利な条件でしか換金できないリスク
のことです。

日経225株価指数に取り上げられているような大企業の株式は
いつでも換金でき、その分高い価格で取引されます。
この価格差を流動性プレミアムといいます。

・倒産リスク(デフォルトリスク)…会社が倒産すれば、
その株式は単なる紙切れになります。

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Photo by (c)Tomo.Yun

リスクとリターンの関係は株式投資に限ったものではありません。
リターンがある所には必ずリスクが存在します。

たとえ株価が急に値上がりして、ハイリターンを手にしたとしても、
裏を返せば、それはハイリスクであるということを、
忘れてはいけません。

ローリスク・ハイリターンなどというものは
存在しないのです。

ところが…
この記事を書いたのは2006年2月の初旬ですが、
それから程なくして耳寄りな情報を聞いてしましました。

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