単元株とは

一方株の取引単位としては単元株(旧単位株)
というのが株式を売買する際の最小単位となります。
議決権の行使が出来るための最低株式数でもあります。

単元株(最低取引単位)は銘柄ごとに決められていて、
発行企業が自由に設定できます。

単元株制度(旧単位株制度)
2001年の商法改正で導入された
株式売買を単元株の整数倍で行う制度です。
1単元の株式数の上限は1000株で
株式総数の200分の1を超えることはできません。

売買単位の引き下げを目的として導入されましたが、
1000株単位と100株単位が主流になっています。

yun_2979-260x190.jpg
Photo by (c)Tomo.Yun

上場企業にはすべて単元株制が義務づけられています。
証券取引所でも1単元の株数で取引されており
それにより発行会社の事務負担の軽減や、
1株株主による株主総会の議事妨害行為等を
排除することができるのです。

また株式の金額表示には額面株式と無額面株式の
2種類がありましたが、これも2001年の商法改正で
無額面株式に統一されました。

yun_1448-250x180.jpg
Photo by (c)Tomo.Yun

株式の時価が額面からあまりにもかけ離れていて
額面を記載する意味を持たなくなったのと、
株式の分割がしやすいという利点があります。

 ※株価が高くなり過ぎた場合に、株式を分割して
 株価を下げ流通性を高める手法です。


銘柄ごとの単元株については、会社四季報や
日経新聞の株価欄に記載されています。

  企業情報の単元株数の欄に無記入の会社は
  1株から売買可能ですが、この場合大抵
  1株の値段が高額です。。。

小額で株式を始めたいというのなら、
ミニ株(株式ミニ投資)
るいとう(株式累積投資)というのがあります。

yun_3154-420x300.jpg
Photo by (c)Tomo.Yun

▲このページの上へ    <TOPへ戻る>    画像素材はこちらから

現在のページ:単元株とは

次のページ  :ミニ株(株式ミニ投資)とは>