単元株とは
一方株の取引単位としては単元株(旧単位株)
というのが株式を売買する際の最小単位となります。
議決権の行使が出来るための最低株式数でもあります。
単元株(最低取引単位)は銘柄ごとに決められていて、
発行企業が自由に設定できます。
単元株制度(旧単位株制度)は
2001年の商法改正で導入された
株式売買を単元株の整数倍で行う制度です。
1単元の株式数の上限は1000株で
株式総数の200分の1を超えることはできません。
売買単位の引き下げを目的として導入されましたが、
1000株単位と100株単位が主流になっています。
Photo by (c)Tomo.Yun
上場企業にはすべて単元株制が義務づけられています。
証券取引所でも1単元の株数で取引されており
それにより発行会社の事務負担の軽減や、
1株株主による株主総会の議事妨害行為等を
排除することができるのです。
また株式の金額表示には額面株式と無額面株式の
2種類がありましたが、これも2001年の商法改正で
無額面株式に統一されました。
Photo by (c)Tomo.Yun
株式の時価が額面からあまりにもかけ離れていて
額面を記載する意味を持たなくなったのと、
株式の分割がしやすいという利点があります。
※株価が高くなり過ぎた場合に、株式を分割して
株価を下げ流通性を高める手法です。
銘柄ごとの単元株については、会社四季報や
日経新聞の株価欄に記載されています。
!企業情報の単元株数の欄に無記入の会社は
1株から売買可能ですが、この場合大抵
1株の値段が高額です。。。
小額で株式を始めたいというのなら、
ミニ株(株式ミニ投資)や
るいとう(株式累積投資)というのがあります。
Photo by (c)Tomo.Yun
現在のページ:単元株とは
次のページ :ミニ株(株式ミニ投資)とは>