日経225先物に挑戦してみよう！
日経225先物、あるいは日経225先物取引、とも言います。
先物取引というのは前ページで出てきました。
ある商品を将来の一定の期日に現時点で決めた価格で
取引をすることです。
商品先物取引では、大豆やとうもろこし、
金･銀・白金・プラチナ・原油などを取引するのですが、
日経225先物では「日経225株価指数」という商品を取引します。
こちらにも限月があります。
３月、６月、９月、１２月と決まっており、
限月の第２金曜時の前日までに反対売買をしていない場合
ＳＱ（特別清算価格）に基づいて決済されます。
株式では１株、２株と数えますが、日経225先物は
１枚、２枚と数えます。
１枚は株価指数の1000倍で、10円単位で動きます。
これを呼び値の値幅といって、
売り買いの値段の幅のことです。
日経225先物も必要証拠金と呼ばれる保証金を預ければ、
少ない元金で多額の取引が出来ますが、
その分リスクも大きいので
資金は多めに、余裕をもって臨みたいですね。
何より、株式相場が下げ局面で、
市場の動きが読みずらい時には、
個々の株式銘柄の空売りをするよりも、
「日経225先物」(日経225株価指数)の上下を予想する方が、
はるかに楽で、こちらも有効な
リスクヘッジの手段といえるでしょう。